トレンド問わず人気のある、モッズコート!そのモッズコートのフード周りには、必ずと言っていいほど、“ファー”が付いている。
そんなモッズコート、2万円くらいの価格帯のものになると、説明欄や品質表示を見ると、“ラクーン”と書かれていることがありますね。安価なものには、”チャイニーズラクーン”と書かれているものも、見かける。
今日は、ラクーンファーについて!また、比較的安価はモッズコートに採用される、フェイクファーとの違いについて考えてみる。
ラクーンファーとは
まず初めに、”ラクーン”の意味!ラクーンとは、“たぬき”や”アライグマ”の意味。ファーは、毛皮の意味。
たぬきの毛皮ということになる。
学生の頃、購入したモッズコートの品質表示に、『たぬき』と書いてあって、驚いたことがあった。最近のものだと、たぬきと表記されるものは見かけない。ラクーンと表記するか、品質表示にも何も表記されていないものが多い。
僕の持っているアウターの中に、ラクーンファーが使われているものがあった!実際に、ラクーンファーを見てみよう。
画像を見るとわかるように、黒い毛が混ざっているのが特徴。全体的にふんわりとした柔らかな手触りだが、この黒い毛だけ、若干硬い毛となっている。
フェイクファーとの違い!
ライダースなどのレザーと同じように、ファーにもフェイクがある。
リアルファーとフェイクファーの違いは、見た目と保温性。
フェイクファーには、さっきの画像のような、黒い毛が混ざっていない。ブラウンのグラデーションカラーのものがほとんど。
実際に比べたわけではないが、化学繊維のフェイクファーであれば、保温性にも違いがあると考える。
他のアイテムでいえば、綿100%のニットとウール100%のニットの暖かさの違いくらいはあるはず。
こういった違いがあるため、見る人によっては、フェイクファーは安っぽく見えてしまう。しかし、フード周りに少し付いているファーは、フェイクファーで十分だと思っている。
まとめ
モッズコートのラクーンファーとは、”たぬきの毛皮”という意味。フェイクファーとの違いは、見た目。フェイクファーの素材によっては、保温性にも差が出る。
気に入って買ったアウターが、たまたまリアルファーだったけど、個人的には、ファーはフェイクで十分!