いつも同じ服を着てる人はダサい?

○○ってダサい?

いつも同じ服を着てる人いますよね。もしくは、いつも同じような服を着てる人。どしらにせよ、周りから見れば、”いつも同じ服”。しかし、本人は強いこだわりを持っているのかも。

今日は、”いつも同じ服”、もしくは”同じような服”を着ている人はダサいのか、考えてみます。

タイプ別”いつも同じ服の人”

いつも同じ服を着ている人にも、いろんなタイプがいます。まずは、タイプに分けて、同じ服ばかり着る理由を考えてみます。

タイプ1 服を持ってなくて同じ服ばかり着る

ファッションに全く興味がなく、服を持ってないから、同じ服ばかり着る。「服に金かけるなら趣味に使う!」というタイプ。
このタイプは、ダサく見えてしまう。しかし、“ファッションに興味のない人”を、ダサいと決めつけるのも良くない。

昔使ってたウエストポーチを使っちゃたり、Tシャツやシャツのサイズが合ってないのは、こういう人に多い。

タイプ2 こだわりがあって同じ服ばかり着る

気に入ってる服があり、「これしか着ない!」などと、強いこだわりがある。

こういったタイプの人は、ダサいとは言えない。
例え、同じ服がトレンドからかけ離れていたり、定番アイテムでなかったとしても。このブログ的に考えるとダサいが、ファッションという点で考えると、こだわりを持っているのはダサいことではない。

タイプ3 こだわりがあって同じような服ばかり着る

女の子が「同じような服ばっかり買っちゃう!」みたいなことを言いますね。これは、ファッションにこだわりがあるから。
同じような服ばかり着ていたとしても、こういう人は、トレンドに流されないおしゃれさん。“ダサい”ではなく、”個性”!

ダサいオリジナルVSおしゃれコピー

とあるTV番組にて、振分親方(高見盛)と柔道家の篠原信一さんのファッションチェックとなりました。

振分親方のファッションは、ごく普通のチェックシャツに、ダボっとした、これまたごく普通のデニム。お世辞にもおしゃれとは言えない服装。
一方の篠原さんは、いわゆる”サファリ系”ファッション。タイトなGジャンを着ていたと思います。見た目だと明らかに、篠原さんのほうがおしゃれに見える。
しかし、このファッションは、親交のある元サッカー選手の前園真聖さんのマネ。影響を受けて似たようなファッションをしているのではなく、同じアイテムを買って、前園さんのファッションをコピーしてるだけに見える。
これは”影響を受けた”ではなく、”ただのマネ”。もはや、コスプレである(笑)
トレンドのファッションであっても、果たして、このような人をおしゃれと言えるのか。

別の日の服装の写真に移り変わると、振分親方は、前の服装と同じような感じ!と、いうより、ぱっと見た感じだと全く同じ!服装が同じことに、スタジオは爆笑となります。
そんなときに、振分親方が「チェックの柄が違うし、Gパンも違うんですよ!」と一言。この一言で、親方は、さっき紹介した、タイプ3の”こだわりがあって同じような服ばかり着る”に当てはまります。あまりにもこだわりが強すぎて、服の違いは本人にしかわからなかったようです。

他人には、”同じ服ばかり着てる人”に見える、振分親方は、実はファッションに強いこだわりのある人でした。
ちなみに、篠原さんの別の日の服装は、またまた前園さんと同じような服でした(笑)人のマネばかりしてる人は、コピーであるので、オリジナリティがありません。もちろん、自分の感性で服を選ぶこともできない。こういう人が一番ダサいのかもしれない。

10分程度の短いコーナーでしたが、興味深い内容でした。

まとめ

“同じ服ばかり着てる”ように見える人が、ダサいとは限らないことがわかりましたか?
ファッションに興味のない人以外は、自分のオリジナリティを持っている、個性のある人です。

ファッションにおいてダサい人は、人のマネしかできない人。
マネをしても、その人になることはできません。いろんな人の影響を受けて、その人たちを超えることならできるでしょう。