「無難」という逃げ道。ファッションへの興味が薄れるとき

僕のファッション

服ばっかりに金をかけてられない、目立つ尖った服装もしたくない。
ユニクロでいいや…。

お洒落でもない普通な服装。
「無難」に逃げていた。
昔のようにもう少し尖ってもいいかなと思ったり。

自分のファッションって何だっけ

自分らしさって何だっけ。
どんな服装が好きだったっけ。

最近の僕と言えば、何てことないグレーのTシャツに黒いパンツ。
グレーはいいですよ。
白みたいに汚れないし、黒みたいに色褪せないし。
…まぁ、無難なんです。
無難すぎるほどに。
それでいて、何のこだわりも見えない。

昔から普通っぽい服装が好きなことは変わらない。
それにしても無難すぎる。
そもそも、グレーのTシャツとか好きだったかな。

もう少し尖っていいな。
もう少し個性出していいな。
僕は自分のファッションを考えることから逃げていたのかもしれない。

「無難」という逃げ道

ここ数か月、ファッションを考えるのが面倒だった。
グレーの無地T何枚かを着回し、黒いパンツは一本を履き潰す。
靴さえも適当になっていた。
「もうこれでいいや」みたいな。

人に、お洒落してる風に見られるのが嫌なのは確かなんです。
言うならば、あえて、お洒落してない風に見せる。
「俺、服とか興味ないから」って(笑)

それにしても、完全にファッションから逃げてた。
もう少しなんかあるだろ。
ずっとファッション考えて、その服装かよって。
そんな時期。

我に返るとき

埃を被った、コンバースのオールスター。
中学生の時に初めて買ってもらったスニーカーであり、その後も僕の足元はオールスターであることが多かった。
何度もヴァンズに浮気し、ナイキにも数回浮気したが…。

久々に履いた。
「やっぱりこれだな」って。
それから我に返るように、何のこだわりも無い無頓着な服を脱ぎ捨てていく。

ブランドはこだわりか

学生の頃のように、ドメブラの服を着なくなった。
実質、買えなくもなった。
昔のように服貧乏にはなれない。

服としては、ユニクロでいいんです。
最近のユニクロなら十分すぎる。
これもまた時代。

でもね。
久々に昔から好きなドメブラの服とか着ると気分が上がるんです。
オールスターを履いたときと同じ。

だから、たまには必要。
ドメブラ。
小物をちょろっと身に着けるだけでも。
買わなくても、興味を持つだけでも。
気分的にね。
いずれ、これがこだわりへと繋がっていく。

最後に

行きついたのがノームコア。
ノームコアに定着した。
こう言ってしまえば、格好は付くのだが。
別に好きでもないグレーのTシャツを着るのは違っていた。

もうやめよう。
小奇麗なアンクル丈のテーパードとかも履いてたけど、やめた。

黒Tに履き潰したスキニーに、オールスター。
これだった。
これも無難だけど、これが自分。
こっからまた始める…、と言うよりかは戻ろう。