上着とは。パーカーで考える「上着の定義」

ファッションについて

天気予報を見ていると、キャスターが最後にこんなことを言った。
「今日は、上着は必要ないですね!」

確かに今日は気温も高く、晴天だ。
僕は思った。「6月下旬に上着が必要なわけないだろ!」と。

しかし、考えてみると、シャツや薄いカーディガンなんかも、上から羽織るなら上着?
上着の定義について。

上着とは


上着とは、どんな服のことを指すのか。
これは確かな情報ではなく、あくまでも僕の考えである。

上着と言われて思い浮かぶのは、冬に着る、コートやブルゾン。だろう。
多くの人が、上着=アウターと考えると思う。
だからこそ、冒頭に書いた、キャスターの一言に疑問を持ったのだ。

しかし、春から今の時期にかけて、軽くサッと羽織る服も、上着といえるのかもしれない。
“羽織り=上着”という考え方もある。

パーカーで考える上着の定義

パーカーには、大きく分けて、2種類のタイプがある。
ジップの開閉で羽織って着る、ジップパーカー。ボタンやジップが付いてない、かぶって着用するプルオーバーパーカー

ジップパーカーは上着と考えることができる。
なぜなら、シャツやカーディガン同様、服の上から羽織る服だからだ。
プルオーバーパーカーは、同じパーカーであるものの、羽織りではないため、上着とは思えない。

これによって、パーカーでも上着といえるものと、そうでないものがあることがわかる。

あくまでも僕の考えであるが、生地の厚さや、着る季節に関係なく羽織る服は上着いう考え方もできる。
コートやブルゾンだけが、上着ではないということだ。

上から着る服は全て上着

“上着”というくらいなのだから、上から着る服は全て上着。
こんな考え方もある。

この考え方であれば、ジップパーカーもプルオーバーパーカーも、上着ということになる。

僕として、プルオーバーパーカーが上着というのは、しっくりこない。
パーカーに限らず、プルオーバーは上着ではないだろう。

まとめ

僕の考えとしては、上着とはアウター。だった。
しかし、考えてみると、Tシャツの上からサッと羽織る服も上着。

上着の定義とは、Tシャツの上からサッと羽織れる服。
生地の厚さや、着る時期などは関係ない。

なんだかんだ言っても、一般的には上着とはアウターである。
「もう6月だけど、涼しい日は上着が必要だね」なんて言うと、少し違和感。
上着ではなく、サッと羽織るもの、羽織りなのだ。

上着の定義を言うのならということで話を進めたが、ジップパーカーやカーディガンなどは、上着ではなく羽織りと考えるのがしっくりくる。