ダサいって言う人がダサいんだよ

ファッションについて

「バカって言う人がバカなんだよー!」っていう、子供の頃のやり取り。
…確かになと思う。

思ってしまうのは仕方ない。
そんな会話をすることもあるだろう。

でも、人を指して、それを口に出してしまえば…。
ダサいって言う人がダサいんだよ。

バカって言う人がバカなんだよー!

小学1年生とかそれくらいの頃。
こういう喧嘩ありませんでしたか?
僕の周りだけかな。

「このブタ!」とか言ったら、「ブタに謝れ!」みたいな。
僕の友達の間での口喧嘩は、だいたいこんな感じだった。

その中の一つのやり取りとして「バカ!」に対して「バカって言う人がバカなんだよ」である。
確かにそうなんだよ。
バカなんて口に出して言っちゃう奴が、本当のバカ。
これをファッションにおけるダサいに置き換えてみようと。

ダサいって言う人がダサいんだよ

少し前の記事で、さらっと触れたことでもある。
思うのは仕方ない。
腹が立って「アノやろー!」って。
口に出さなきゃいいだけ。

ファッションのダサいも、僕は同じことだと思っている。
「これはダサいな」って。
思うことはある。
そういう会話をすることだって、よくあること。

言うか言わないかで、人間性も問われるわけで。
人を指してダサいと言うのが、ダサいこと。
「お前その服ダサいよ」って。

言っちゃう人

学生時代のこと。
本革のライダースを着た友人が、合皮のライダースを着た友人にダサいと言った。

そいつは全身好きなブランド着てて、調子に乗っちゃってたんだけど。
思い込んでただろう。
「今の自分は誰よりもお洒落だ」と。
それはいいんだけど。
この気持ちはよくわかるけど。
だからって、人の服を否定するのは、どうなのかなと。
人を下げて自分を上げる人。
「俺のはブランドの本革だからな」って。
…へ?
「ABCマートでスーパースター買う奴ってさ…」とか。
「俺は違うんだよ」って
気持ちはわかるけど、言っちゃう感じは嫌だな。

こんな感じに「俺、お洒落だろ?」みたいに、いきがってる奴には一回言ってやってもいいかもしれない。

最後に

言いたくなる気持ちはわかる。
我慢できないんだよね。

それこそ、小学生なら「ばーか」なんて言ってもいい。
よくはないんだけど、まだ許される。
まだ子供だから。

そう、これ言っちゃうのは子供なんだよ。
…あいつ、恥ずかしい奴だったな。